昨日テレビを見ていますと、日本で開催されるロボット相撲選手権(?)に出席するため

メキシコの工科大学の学生3人が自作のロボットを持参して来日したとこを、

日本のテレビカメラがインタヴューしているところでした。

 

自信満々の彼らは「絶対に日本に勝つ!」とカメラに向かって意気込んでいました。

お国柄とても陽気な彼らはまったく嫌味なんてないですよ。見ていて微笑ましかったです。

ロボット工学に関しては日本は世界トップレベルなんだそうです。

3回のうち2回先取すれば勝ちなんだとか、

 

そして勝負!

 

1回目目は操縦ミスで自滅(!)

2回目目は機械トラブルで動かなくなり押し出しの負け!

せっかく日本まで来てあっさり負けたがそこは陽気なメキシカン、

「次は絶対に日本に勝つ!」

 

陽気な彼らがあまりにも面白いので、メキシコまで行って再度密着取材。

工科学生6人なるチームが新型ロボットを開発した。今度は強力なモーターを

搭載したので近日に行われるメキシコロボット相撲大会に出場して優勝すると

高らかに宣言してました。

 

そして当日。

 

2人しかいないので、「あとの4人は?」

「昨日パーティーがあって飲みすぎちゃって寝ているよ」

“!?日本人インタヴューアー絶句”

(そんな大事な大会にそんな事で良いの?)

 

そして会場にて、「なんか大会と思っていたけど、エキシビジョンマッチで

勝敗は関係ないらしいんだ。今僕たちも初めて知ったよ。でも勝つよ」

(!? そんな事、事前に調べればすぐ分かるんじゃあないの?)

 

そして勝負!互角の戦いで両者一歩も動かず待ったがかかる。

 

「今の勝負でモーターが焼切れたみたいだよ」

(予備のパーツは?)

「持ってきてない。まさかこんな事が起こるとはね」

(!?普通予備のパーツは持参するし、不測事態に備えて予備のマシンも用意するよね)

「ん~考えなかった」

「でも次はもっと強力なマシンを開発して、必ず日本に勝って優勝するよ!」

(根拠ある?)

 

緻密で優秀な日本人チームにはとても勝てる見込みがないなと思いましたが、

すごくおおらかでフレンドリーな彼ら。ちょっとアバウト過ぎますが、私は好きです。

 

日本人は緻密で細かく(良いところですが)ちょっと息苦しい所もある社会。

対局なアバウティーのメキシカン。ちょっとアバウト過ぎてどうなの?と思いますが、

日本人とメキシカンを足して2で割ったような社会が良いのかななんて思った今日この頃でした。

 

 

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